令和3年初開催!ポストコロナon-line会議~日本はモノづくりの成功体験を手放す時~

令和3年初開催!ポストコロナon-line会議~日本はモノづくりの成功体験を手放す時~

こんにちは。
0=∞=1で5人組づくりを実践するコミズヨシミです。
ご訪問ありがとうございます。

今日は令和3年になって初開催の「ポストコロナon-line会議~2021年日本の観方・生き方のセンス~」でした。
その感想をつづってみたいと思います。

組織が商品になる

今回は「組織」が中心テーマでした。

印象的だったのは、「組織が商品になる」という言葉。

なるほど。って、わかるようなわからないような。
なぜわかりにくいのか。
商品というと基本的にモノを想像します。
特に日本はmade in Japanで来ましたしね。
形でないものでは、保険とかコンサルとか。
でもそういうものともちょっと違いますよねー。

まあ、実際にトークライブの内容を聞いてもらった方が早いので、アーカイブで見てください。
逃げたって言わないでくださいね(笑)

第27回ポストコロナon-line会議はこちら↓↓

モノづくりの成功体験を手放す時

さて、組織が商品という点はおいおい深めるとして、一番向き合わないといけないなと思ったのは、今までを全て手放す、ということです。

all zero化

で、”all”の中でも今回重要だなと思ったのが、日本がかたくなに握りしめているモノづくりの成功体験です。

75年前、戦争で徹底的にやられた後、モノづくりに集中しました。
大量生産・大量消費。
その正確さ、クオリティは西洋をはるかに超えました。

made in Japan

世界を飛び交ったこの言葉。
モノづくりの技術力で、経済でアメリカを超えるまでに迫った日本。

そこに落とされた鉄槌が円プラザ合意

そして、バブル崩壊

2000兆円のお金が飛び、1000兆円の借金が残りました。
多くの優秀な日本人がストレスで亡くなったり、自ら命を絶ったそうです。。。

それでもいまだにmade in Japanは消えていません。
本当にすごいですよね。

でも、そのすごさを手放す時です。

モノがあふれすぎて、モノを買うことに以前のような感動がなくなっています。
また、AIが出てきて、モノづくりはAIがやるようになります。

モノづくりの技術、精神性を日本はもう十分見せました。
完成させたものは終わりです。

手放す勇気

それが一番あるのが日本です。
かつて、命より大切な刀を手放したように。
天皇の一言で銃を下したように。
大東亜共栄圏という夢を手放したように。

手放すことで、それ以上に大きなものを得られると知っているから。
大きな自分たちになれるという自信感があるから。

そんな日本の深く長い在り方を教えてくれたのは令和哲学者のNoh先生でした。

モノづくりから人づくり、組織づくりへ

モノづくりの成功体験を手放したとして、次は何をすればよいのでしょうか?

人づくり、組織づくりです。

人づくりの基本は、”all zero化”できること。

観点1個に固定される時代は終わりです。
変化が激しく、膨大な情報を扱っていかないといけない今の時代、常に観点を0化できる能力が必要です。

観点が0になると、全体が観え、複雑がシンプルに観えるようになります。
どんな観点にも自由自在に立てる。
観点を∞化することができるんです。

0=∞=1

その動きそのものですね。
だから、アイディアがどんどんわいてきて、新しい商品も生まれます。

複数の観点を行ったり来たりして、観点を上昇させるのが当たり前になる時代へ。
そんな人たちが生まれたら自然と組織をつくりたくなります。
だって1人より5人、25人、125人、625人の方が解決できる問題がどんどん広がるから。
同時に組織づくりをすることで、そんな人たちが育っていきます。

人を育てながら組織が育ち、
組織を育てながら人が育つ、

AIとも共存でき、コロナの問題も解決でき、新しい経済モデルとなる組織。
それをつくるのがこれからの日本のミッションではないでしょうか。

今の日本人はおひとり様が大好きですけど。
でも本当はチームプレイが大好きだと思うんです。

日本の本来の心に一番合っているのが組織づくりだと思いませんか?
組織に対して自分がどんな在り方でいるのか。
改めて考えさせられたポストコロナon-line会議でした。

ポストコロナon-line会議
次回開催は、1月30日(土)19-21時

ポストコロナプロジェクト2020

~心が脳に勝利した時代を令和日本から切り拓く~