スタートアップ企業に大切なこと~価値観の違いを超えてNo.2とタッグを組めるか~

こんにちは。
0=∞=1で5人組づくりを実践するコミズヨシミです。
ご訪問ありがとうございます。
今日はスタートアップ企業の女性社長と話していて気づいたことをシェアします。
No.2とタッグを組めるか
スタートアップ企業では、立ち上げた本人が熱くなるのは必須として、さらに動きを加速させていくには、No.2の存在が重要ですね。
トップ2人の心がぴったりになったら、1+1=2以上のパワーを発揮します。
成長している企業では、素晴らしいトップの側に優秀なNo.2がいるという話はよく聞きますよね。
どこまで問題意識、ビジョンを共有してニコイチになれるか。
それがその会社の方向性を大きく左右します。
だんだんとあらわになる価値観の違い
ただこれがなかなか難しい。
最初は心1つになって「一緒に頑張ろう!」と言っていたけれど、だんだんと意見の相違、やり方のズレなどが生まれて、結局どちらかが去って行ってしまう、という話はよく聞きます。
今回のそのスタートアップの女性社長も、最初は頼りにしていたNo.2の人と、だんだんソリが合わなくなって、意見を言われるたびにイライラするようになってしまいました。
相手もそんな心情を感じるからでしょう、ますます意固地になってしまうようです。
仕事に対して本気だからこそ、お互いの考え方の違い、価値観の違いがあらわになり衝突してしまいます。
最初はそんな違いを貴重に感じ、楽しんだり許容できても、毎回毎回繰り返すと、自分のやりたいことができない息苦しさや、反発に見えていら立ちを感じるようになったりします。

近い存在ほど違いが見えて衝突する脳の認識のクセ
ここで大切なのは、これは誰も責められることではないということです。
相手の考え方が悪いわけでも、自分の能力が足りないわけでもありません。
これは人間ならば誰もが持っている脳機能の限界なのです。
脳は4つの認識のクセがあります。
1、部分だけをとる
2、違いだけをとる
3、過去のイメージとつなげてとる
4、有限化してとる
今回のケースも、No.2の部分だけをとって、自分と相手の違いを比べてしまうんですね。
脳は常に働いていますから、相手を見るたびにこのクセが作動します。
近い存在ほど気になるのは、脳のクセがよく発動するからです。
相手を見るたびに、部分だけをとって、違いだけをとって、比べる。
これを毎回毎回毎回やってたら、イヤにもなりますよねえ。
人間ならば誰でもやってしまうこの機能を理解することがとても大切です。
脳機能から自由になる
とはいえ、ここで終わっていたら問題は解決しませんよね。
人は分かり合えないし、イライラは解消できないと諦めるしかありません。
そして、「お互いを尊重する」という体のいい言葉を使って、脳が働きにくいくらいの距離を保つわけです。
人間の可能性はそんなもんではないだろう!と言いたいところです。
では、どうすればよいのでしょうか?
nTech・令和哲学では、イメージ言語という新しい言語を用いて、脳機能の限界を補っています。
脳の外のイメージを理解することを可能にして、脳の外のイメージと内のイメージを疎通させることで、脳機能から自由になれるんです。
その理解を可能にしたのがイメージ言語です。
脳の認識のクセに縛られず、むしろ楽しく活用できるようになっちゃう。
それによって、どんな人とでも仲良くなれるし、否定や反発の意見でも楽しく聞けます。
そして深いところから心通わせて、共に夢に向かって熱く燃え上がっていくことができるようになるんです。
No.2と最高のタッグを組んで、その姿を見て、あんな風になりたいと人が集まってくる。
それが5人、25人、125人とどんどん広がる。
そんな最高のモデル組織をつくっていきたいです。

~心が脳に勝利する時代を令和日本から切り拓く~
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