令和二年 明けましておめでとうございます

0=∞=1で美しい組織づくりを実践するこみずです。
明けましておめでとうございます。
令和の初めての年越しをどんな風に迎えましたか?
私は実家に帰省し、甥っ子や姪っ子たちと楽しく遊びつつ、力尽きました。
子どものパワーは本当にすごいですね。
今日はお正月での気づきを綴ってみたいと思います。
私は一本の葦である
実家に帰ると、部屋に天体望遠鏡が置いてありました。
父が知人からもらったそうです。
孫と宇宙を観たいんだろうなあと容易に予想がつくわけですが。
宇宙と思って、ふと学生時代の教科書に載っていた言葉を思い出しました。
私は一本の葦である
広大な宇宙の中では、地球上のたくさんある葦の中のたった一本にすぎない自分は小さな存在だと。
あなたも雄大な自然に向き合った時なんかは、そんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。
日常では目の前のことに追われがちですが、少し目線を引いて宇宙の偉大さを確認することは大事ですよね。
そして、この後に著者はこうも述べていました。
しかし、私は思考によって宇宙をも包み込む
自分はただの一本の葦ではなく、考える葦である。
そして思考によって宇宙を把握することができるのだと。
パスカルの言葉を引用した教科書の内容だったのですが、これを読んだ時、私は人間の小ささと大きさを同時に感じました。
あなたはどう感じましたか?
思考の限界
さて、人間と動物を分ける大きな線引きとして、「思考するかどうか」が一つ挙げられると思います。
動物も動物なりの思考はしているでしょうが、人間ほど複雑な思考をする種は他にないと思います。(学問的な詳しいことはわからないので悪しからず)
先ほどの一本の葦のように、思考によって人間の可能性は開かれていくわけですが、同時に苦しみや限界も生み出します。
私たち人間は、ここまで文明を発展させてきたにも関わらず、いまだに戦争・紛争が終わりません。
むしろ理由なくいきなり街中で銃やナイフを振り回すような事件が起きることが珍しくなくなっています。
人間の思考が、愛に、平和に、幸せに、感謝に、満ち溢れないのです。
なぜなのでしょうか?
アインシュタインの55分間
ここで一つ紹介したい事例があります。
かの有名なアインシュタインの逸話です。
アインシュタインは、かつてもし「巨大な惑星が一時間以内に
地球に衝突し、地球上のすべてを破壊する」と言われたら、
何をするか?という質問を受けた。
アインシュタインはこう答えた。「55分は問題を定義することについて考えることに費やすでしょう。
https://ameblo.jp/yourstorystrategy/entry-11302746287.html
そして、5分でそれを解決しようと試みるでしょう」
人間はどうしても前進してしまいます。
そんなつもりはなくても、自然と解決策の方に思考を走らせてしまう。
けれど、大切なことは問題の原因を究明することです。
本当に問題の原因が明確にわかった時には、解決策はオートで出てくるものなのです。
アインシュタインってやっぱりすごいですね。
まずは自分の思考が、愛に、平和にならない、その原因に向き合うところから始めることが大切ですね。
令和二年、人間の思考の限界を超えていきましょう。
続きはまた明日。
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