話が伝わらないのはプレゼン力の問題ではない!?

0=∞=1で美しい組織づくりを実践するこみずです。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、スタッフに対して自分の思いが伝わらないことに悩んでいるある女性経営者のお話しです。
話しても話しても伝わらない!?
その女性経営者は、起業して4年になり、事業が軌道に乗ってきて、今ではスタッフも10人ほど抱えるようになりました。
この不景気の時代にすごいことですよね。
彼女としてはこれからさらに事業を拡張していきたい段階。
ゆくゆくは世界へ行くことも目指しています。
そのために大切なことは、結集です。
スタッフ全員が心ひとつになっていくこと。
もっとスタッフに主体性や意欲を持ってもらいたいと、自分の思いや考えを折に触れて話しますが、なかなか伝わりません。
直接話している時は、
「ステキですね!」
と言ってくれても、日常の仕事ぶりは変わらず。
スタッフ1人ひとりにも家族があったり、プライベートがあったり、夢が違っていたりするので仕方ないことだと思いつつも、焦りや苛立ちが出てしまう。
意志が強い彼女は、スタッフとの交流を続けていますが、行き詰まりを感じてどうしたらよいかわからなくなっていたのです。
あなたも彼女みたいに話しても思いが伝わらなくて悩んだことはありませんか?
問題の原因はプレゼン力ではない!?
相手を責めるより自らを変化させて突破していこうとする彼女は、自分のプレゼン力が問題だと思い、プレゼン力を磨いていました。
その姿勢だけでももう十分なくらい素晴らしいですよね。
ただ、話が伝わらない原因はプレゼン力ではないのです。
人間は共通土台が0
人間はそもそもが話が伝わらないようになっているんです。
なぜなら、観ている世界が全く違うからです。
例えば、同じ1本の映画を100人で観たとしたら、100通りの解析が生まれます。
それは100本の映画が展開されているということです。
そのように、私たちは、同じ宇宙、同じ地球、同じ家、同じ時間、同じ景色を生きていると思っていますが、実際は全く違う宇宙、違う地球、違う家、違う時間、違う景色を生きているのです。
共通土台0
なのです。
その状態で話しても、話は伝わらないばかりか、むしろ勝手な解釈でどんどん歪曲していって、誤解やズレから喧嘩や争いが生まれていくのです。
共通土台0から共通土台∞化へ
共通土台0なのは、あなたの能力や性格の問題でもなければ、親や上司、会社や国の問題でもありません。
人間の脳の初期設定なのです。
人間の脳の初期設定を解除して、共通土台を∞化させるのが認識技術nTechです。
分かり合えるという安心・安全の心の状態から、今ここの違いを楽しみつつ、伝え合っていく。
そして、ビジョンを共有し、結集を起こしていく。
そんな生き方を始めてみませんか?
-
前の記事
考える葦である人間の限界と可能性 2020.01.07
-
次の記事
自分から動こうとしない平成世代と仲良くなるには 2020.01.09