IT以上に人気の出る日本の新商品「リゾーム組織」

IT以上に人気の出る日本の新商品「リゾーム組織」

こんにちは。
「5人組が世界を変える」Awai代表の小水嘉です。
ご訪問ありがとうございます。

今日はリゾーム組織についてご紹介します。

日本の新商品「リゾーム組織」

リゾーム組織

耳慣れない人も多いと思います。
私はこれが日本にとって一番の目玉商品であり、最高のトレンドになると思っています。

日本は今、未来産業がありません。

IT後進国であり、半導体産業はもう追いつけない状態。
製造業でもバッテリー技術などは危機的です。

モノをつくりモノを売る時代は終わり、これからは情報を持っているかどうかが重要です。
Googleを代表としてGAFAたちはそれをわかっているから、彼らはずっと前からビッグデータを育てて準備をしてきました。

その中で、日本はどうすればよいのでしょうか?
日本はもう終わりとすら見ている人もたくさんいます。

日本の良さを一番生かした新しい産業とは何でしょうか?
それが組織づくりだと思います。

日本にはおもてなしの心や察する文化があります。
自分以上に相手のことを気遣う。
そんな国は世界を探しても日本くらいではないでしょうか。

道中で足を踏まれたら、なぜか踏んだ方だけでなく踏まれた方が謝る光景を見たことがありませんか?
あれ、思えば不思議ですよね。
海外ではありえないと思います。(もしかしたら踏んだ方も謝らないかも笑)

他にも、私たちが普段使っている「当たり前」「有り難い」という言葉ですが、ここに対してNoh先生が解析した日本の深い心のイメージがあります。
こちらのブログ、ぜひ読んでみてください↓↓

【令和哲学15】日本!当たり前の心(=真理の心)を道具に、AIの危機を人類の次元上昇のチャンスに大反転させよう

日本が脈々と育んできた和の心、侍の精神、わびさび感覚といったもののすばらしさは全世界も認めるところです。
けれど私たちはそれをまだまだ生かしきれていません。
伝統文化、職人技、サービス業、アニメなどに反映されているのみです。
もったいないと思いませんか?

では、どこに生かせるのか?
それが組織づくりです。

AI時代、IoTの時代は複雑で変化が激しいです。
膨大な情報をシンプルにする力、柔軟な視点、変化を楽しむ心、学び続けるモチベーションなどが必要です。
何よりも自分一人でやるのではなく、チームで実践することです。

全体主義、個人主義を超えた共同体主義へ。

そのモデルとなる組織がリゾーム組織であり、それのつくり方をマスターし、世界に教えることがこれからの日本の新しい商品、産業になっていくと思います。

リゾーム組織とは?

さて、リゾーム組織が新しい商品になることを熱く語ってしまいましたが、そもそも「リゾーム組織って何?」って感じですよね。
リゾーム組織はフランスの哲学者ジル・ドゥルーズが語った概念です。

参照)リゾーム Wikipediaより

よく比較として挙げられるのがツリー型組織。

ツリー型
リゾーム型

絵で見るとこんな感じです。
私なりの理解ですが、こんな違いがあるかなと思います↓↓

【ツリー型】
存在があって、その存在の役割・ポジションが固定している。
そして指示系統も固定している。
ex, 1個の会社に勤め、その会社の中で最初からポジションは決まっている。
社長、専務、部長、課長、社員など。
その中で1つのポジションにつく。
何年か働き、徐々にポジションが上がっていく。

【リゾーム型】
動きだけがあって、その動きの中で役割・ポジションが生まれる。
役割・ポジション同士が多方向に連携・連動していく。
ex, 自分は自分の会社の社長であり、同時に20-30個くらいの会社の社員でもある。
プロジェクトごとにチームが組まれ、リーダーもその都度変わる。
プロジェクトが完了したら解散、また新しいプロジェクトにおいてチームが結成される。

あなたはどちらの組織が良いですか?
好みは人それぞれですが、ツリー型の働き方はもう終わるでしょう。
これは時代の要請ですね。

リゾーム組織はどのようにつくられるのか?

では、リゾーム組織はどうやったらつくれるのでしょうか?
リゾーム組織自体は、ドゥルーズは1900年代の人だし、結構前から言われいている概念です。
新しい組織モデルの必要性は以前から言われていますし、ティール組織などは聞いたことがある人も多いと思います。

概念的にはすばらしい組織形態って色々あります。
リゾーム組織にチャレンジした人だって、今まで少なからずいたはず。
でもなぜ安定的な具現化に至らないのでしょうか?

それは、「観点の問題」を知らないからです。

私たちは誰もが観点を持っています。
そして観点1個に固定されています。

観点1個に固定されると、

「私」=この体の自分
自分の経験・体験したことしかイメージできない
経験・体験をして得た考え、感情しか味わえない
使う単語ひとつも誰とも同じイメージを持てない、共有できない
自分の判断基準からしか判断、選択、決定できない

実は、私たちは1分1秒も同じ画面を見たことがないし、何一つとして共有することができません。
見える世界は全て私だけがいる状態なのです。

だからみんな分離され、バラバラの状態。
でもソーシャルな生き物だから秩序をつくらないとダメ。
必然的に、暴力で治めるか、財力で治めるか。
支配するか・されるか、の関係性の中、我慢して、妥協して、合わせて秩序をつくってきたのが人間がやってきたこと。
人間は組織の中で傷だらけになってきたのです。
だから無意識に組織ギライなんですね。

ですから、観点1個に固定されていたところから、観点0へと移動する必要があります。

観点0になると、
この体の自分から出て、「自分」の範囲が∞どこまでも広がっていきます。
今まで体験・経験してきたこと全てがから自由になります。
判断基準をオールゼロ化できるんです。
何一つとして決めつけることができない。
大自由そのもの。
すごすぎる自分だけがあります。

でも、観点0ですから、何にもなれないし、何にも出会えません。
無間地獄状態。
それはヤバいですよね。
だから観点0でも問題。

じゃあ、観点∞ならどうか。
色んな観点との出会いがあります。
違う世界との出会いは面白いですね。

でも、∞バラバラな状態をどう統制するのか?
カオスのままになります。
観点∞でも問題。

この観点1、観点0、観点∞の問題を解決するのが、令和哲学者Noh先生が発見した

「0=∞=1」

です。
全ての観点を自由自在に行ったり来たりする動きそのもので生きる。
全ての観点を楽しみ、調和し、上昇させることができる。

リゾーム組織とは「0=∞=1」をマスターした人たちがつくる組織なのです。

リゾーム組織を実践するNR Group

創始者のNoh先生とその仲間たちで結成されたNR Groupはまさしくリゾーム組織を実践しています。
「0=∞=1」をマスターした人たちが様々なプロジェクトを立ち上げたり、活動をフォローしたり。
ムーブメントのものもあれば、株式会社化したものもあったり、形式は色々です。
いくつものプロジェクトが生まれたり終わったりしながら、1人が何個ものプロジェクトを同時にこなします。
実際に今取り組んでいるプロジェクトや会社の一部を紹介しますね。

Jei Grid株式会社

「心が動く、人が輝く、ITが躍りだす」
PU(Personal Universe)感覚、デジタル認識を身につける。

ジーニマムプロジェクト

Jei Gridの中のプロジェクトの1つ。
女性性哲学。天才の子どもをつくる。

令和哲学カフェ

西洋哲学者をメインに取り上げ、令和哲学の視点から解析し、コミュニケーションワークを通して深める実践型哲学。
平日毎晩開催。

Dignity2.0国際カンファレンス

Dignity1.0からDignity2.0へ、脳から心の時代を切り拓く国際的ムーブメント。

リライズ・ニュース

SNS3.0の構築を目指す。
人の尊厳を再び立ち上がらせたい思いを持って活動されている方たちのインタビューを実施。

知のワールドカップ

ゲーム産業。
全ての存在を存在させ、その存在を変化・運動・移動させる源泉動きを活用するnSoccerゲーム。

nTech Online Univers

オンライン上でnTech・令和哲学の基本が学べる。
https://ntech-online-univ.jp/

他にも、リテラシーマガジン、NPO法人PBLS、ポストコロナon-line会議などなど。
今まで取り組んだものも上げたらキリがありません。
上記に上げたものは、ほぼ全部私も大なり小なり関わっていますね。

もちろん楽しいだけじゃなくて、もう無理ー!みたいな時もありますけど(笑)
でも、やみつきになるリゾーム組織です。

何よりも「0=∞=1」の一番の体現者であるNoh先生がいて、みんな一人ひとりの心を大事にしながら、日本のことを思ってリーダーシップを発揮してくださるおかげでやり続けられていると思います。

Noh先生と共に活動する仲間たちに無限大の感謝を込めて。

リゾーム組織、ぜひ一緒につくっていきましょう!