日米首脳会談から観える日本の絶望と希望

こんにちは。
0=∞=1で5人組づくりを実践しているコミズヨシミです。
ご訪問ありがとうございます。

日米首脳会談より

先日あった日米首脳会談。
皆さんはどう捉えましたか？

日米首脳、台湾海峡の平和と安定の重要性確認－共同声明にも明記

台湾のことは驚きでした。
アメリカは実質的に日本にアジアのリーダーシップをとってって言っているようなもの。
今まで日本を抑えるためにアジアで日本が力を持たないようにしてきたのに、そうも言っていられないくらい中国が脅威になってきたと同時に、アメリカの弱体化が露呈しています。

やはりコロナパンデミックの影響が大きかったですね。
パンデミックが起きると、自由主義で個人を尊重するアメリカよりも、共産主義で全体で動く中国の方が統制が取れて素早く終息に持っていくことができます。
アメリカはワクチン接種を進めているとはいえ、まだまだ混乱は収まっていない一方で、中国はすでに経済復興に向かっていますものね。

中国は14億人のマーケットを持っています。
中国がGDP世界トップになるのは時間の問題です。
そんなことは許さないぞとアメリカががんばっていて、当然日本と仲良くしようとするわけです。
さて、私たち日本はどうすればよいでしょうか？

リーダーシップを発揮できない日本

まずは何事も現在地を把握することが大切です。
アジアでリーダシップを発揮する大チャンスの日本。
こんな日米首脳会談ができたことはすごいですね。

でも、日本全体の反応はどうでしょうね。
シラーっとしている人が多いのではないかなあって思います。

全体的に、考える力がない、やる気がない。
国としては、少子高齢化、IT後進国、半導体競争に乗れず未来産業がない。
若者は政治に関心がない、生きる意味がわからない。
大人たちはお金を守って動かない。

さらにコロナパンデミックでもワクチン接種が遅々として進まず、東京オリンピック開催も危うい。
それどころか開催したくない人が大多数。

リーダーシップを発揮するどころじゃなく。
放っておいたら消える国です。

ホンモノ志向の日本

間違いなく危機状態の日本。
でも、ある意味すごく健康的だし最先端だと思うんです。

今は時代全体が絶望に突入しています。
AI時代にコロナパンデミックまで起きて、人の心は不安でいっぱいになっています。
今までの当たり前が崩れ、世界全体が方向性を失っている。
ここまで人類の進化に良くも悪くも貢献した科学技術は、意識と知能が分離し、意識をバカにするところまできてしまいました。
人間の尊厳をとことん破壊しつくした結果は、2045年のシンギュラリティ。
科学技術は終わりです。

そんな世界だということを肌身に感じているから、日本は全然やる気がないんだと思うんです。
人間の尊厳を破壊する科学技術には乗らないと。
1人ひとりの幸せを大切にしない生き方にはもううんざりだと。

日本はホンモノ志向です。

77億人ひとりひとりを幸せにするものでない限りは心の底から熱くなれないし、喜べない。
私はそんな日本の精神が働いていると思います。

教育経済で立て直す

では、ホンモノ志向の日本らしい勝負とはなんでしょうか？

それは人の尊厳を無限大花開かせる教育です。

モノを変化させる科学技術ではなく、観点を変化させる認識技術。
物質を扱う半導体ではなく、絶対世界を扱う心半導体。
力による軍事戦争ではなく、愛による教育戦争。

全ての争いの根本問題、人間の尊厳を破壊する根本問題である「脳の観点の問題」を解決する教育こそが、一番日本らしい道だと思います。

この教育は、科学にもつながる教育であり、世界基軸教育となっていくものです。
人間が新しく生まれ変わる、と言えるもの。
新しい人類から、新しいアイディア、新しい世界観が生まれ、自然と経済が活性化していきます。
そんな教育経済で、アメリカにも中国にも感謝されながら世界でリーダーシップを発揮していく、そんな日本を皆さんと一緒につくっていきたいです。

～心が脳に勝利する時代を令和日本から切り拓く～