出生数80万人割れ! 少子高齢化の突破口は「正しい絶望」

こんにちは、小水嘉です。
ご訪問ありがとうございます。
少子高齢化と叫ばれてはやウン十年。
先日はついに出生数が80万人を切りました。

「わが国は、社会機能を維持できるかどうかの瀬戸際と呼ぶべき状況に置かれている」
https://toyokeizai.net/articles/-/655963
岸田文雄首相は2023年1月に行われた施政方針演説で、急激に進む少子化に対して強い危機感を示した。
何十年間も様々な解決策を打ってきたにも関わらず、なぜ一向に解決しないのでしょうか?
それは、そもそものアプローチ方法が間違っていたからです。
私たちは何か問題があると、とにかく希望を語って何とか解決しようとしがちです。
このアプローチ方法は、一見良いように見えますが、何の根本解決にもならないという落とし穴があります。
実は必要なことは希望ではなく、「正しい絶望」なのです。
ハーバード大学の思いやりセンターの研究では、「希望」という感情は「絶望」の感情の後に来るという結果が出ています。
何か問題がある時、私たちは一度立ち止まって、
前進よりも、バックすること
解決策よりも、根本原因を追究すること
希望よりも正しい絶望をすることが必要なのです。
では、正しい絶望とは何でしょうか?
それは、人間は1分1秒も同じ画面を共有できない、ということです。
まるで一人ひとりが繭の中の蛹状態。
さらに、量子力学では観察行為が測定対象に影響を与えると言っています。
つまり、人間は正しく観察することができない。
観察エラーを起こしてしまうのです。
観察エラーでは物事を正しく判断もできません。
同じ画面を共有できなければ、意思疎通もできないしチームプレイもできません。
何か問題を解決できる状態ではないのです。
まずはこの正しい絶望にとことん向き合う時が来ているのではないでしょうか。
最初はちょっと直視したくないことかもしれませんが。
正しく絶望すれば、二度と絶望することのない究極の希望そのものになれます。
少子高齢化だけでなく、様々な問題に一気にピリオドを打つ、大きなチャンスです。
ぜひ一緒に絶望から希望の大反転を起こしていきましょう!
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