千利休から観る本当の出会い~時代のニーズは観察革命にある~

千利休から観る本当の出会い~時代のニーズは観察革命にある~

こんにちは。
「5人組が世界を変える」Awai代表の小水嘉です。
ご訪問ありがとうございます。

令和哲学カフェ第3期は9シーズン突入しています。
今シーズン、ナビゲーターが取り上げたのは「千利休」。
Noh先生の解析に毎晩しびれます。

茶の文化を大成した偉大さ

誰もが学校で習う千利休。
茶の文化を大成した偉人として、日本人でその名前を知らない人はいないでしょう。
私は滋賀出身なので、千利休が通ったところという点でも耳にしました。

今回、令和哲学カフェで取り上げられて、改めてあの戦乱の時代に、侍に刀を置かせるって半端ないなと思いました。
士農工商の身分差がひどかった時代です。
一番下の身分だった千利休。
その彼が、織田信長、豊臣秀吉を茶の世界においては弟子にしたんです。
もうびっくり過ぎる偉業ですよね。

それほど身分差や、人の争いに対する涙を持っていたのではないでしょうか。
そして究極の出会いの美しさを観てしまったのではないでしょうか。

人間が変わるべきこと

刀と刀の出会いではなく、狭い茶室の中、究極のシンプルになっていく1:1の出会いを茶の文化として大成したことは平和文化につながるものだったと言えると思います。
でも、それでも茶の文化はグローバルスタンダードにはなりませんでした。
グローバルどころか、日本人でさえ日常ではやらないですね。
残念ながら、茶の文化では平和文化をつくりきることはできません。

今、AI時代になり、コロナパンデミック、環境破壊によって人類は立ち行かなくなっています。
私たちは何かを変えなくてはいけない。
それは何でしょうか?

関心を持つことです。

関心を持つことから全ては始まります。
千利休があれほどの偉業を成し遂げたのは、時代や人間に対する関心が深かったからです。
どれだけ広く、深く関心を持つかが重要です。

けれど、人間は実は関心を持てないんですね。
どういうことだと思いますか?

それは、関心の土台である観察にエラーがおきているからです。

人間が一番最初にすることは観察です。
なので、観察エラーが起きているということは、そこ後の全ての人間の活動はエラー状態ということ。

だから、いま私たちが変えるべきは観察なんです。

目無し見る
耳無し聞く
手無し触る
足無し歩く
脳無し生きる

これからの観察方式です。
この観察が当たり前になった時、自然と世界は平和に包まれます。

令和哲学カフェ

平日毎晩21:00-22:30に開催しています。
まだ来週も千利休をやるのでぜひ遊びに来てください。

観察革命、起こしていきましょう!