職場内あるある観点の問題~社員が仕事でどうしたらいいかわからず困っている時、どう対応するか?~

こんにちは。
0=∞=1で5人組づくりを実践するコミズヨシミです。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、リライズ・ニュースでインタビューさせていただいたお2人と共に語り合う楽しいひと時でした。
組織づくりや、人の良さを生かせる関係性づくりに関心のあるお2人。
会話一つひとつが細やかで軽やかで、聞いているだけでも楽しいものでした。
お2人のインタビュー動画はこちらです。
↓
面白かったのは、職場であるあるなこの事例。
社員の1人が仕事でわからないところがあり困っている。
さて、あなたならこういう時、どうしますか?
話題に上げたお1人は、すぐには手助けせず見守ります、ということでした。
彼は、自分が右も左もわからない中で仕事をしてきて、がむしゃらにやってきたからこそ身についたものがあるという実感があり、手助けすることがかえって、本人が自分のものにする機会を奪ってしまうと考えているそうです。
なるほど~ですよね。
でも、別の社員からしたら、わからない状態でずっと放っておいたら業務が滞って困る、という意見がありました。
また、別の社員からは、わからないところは教えあっていくのが大切だと。
こうした意見も納得ですよね。
どれも正解。
じゃあ、どうする?
こういう現象、組織内ではよく起きますよね。
これは観点の問題なので、複数人の人がいたら必ず起きることです。
観点の問題を1つ紹介します。
<異質性と同質性>
異質性:観点は1人ひとり違ってバラバラ。それが個性だけど、衝突し、争いにもなってしまう。
同質性:かといって、無理やり観点を1つにまとめても問題。ロボットみたいになってクリエイティブがない。ファシズムにもなる。
観点がバラバラ(異質性)でも一緒(同質性)でも、どっちに転んでも問題、ということですね。
観点は必ずこのジレンマをはらんでいます。
だから人が集まると何かと面倒だったり疲れたりしてしまうんですね。
まずは、必ず人が集まれば観点の問題が働くことを理解することが大事ですし、それは能力や努力の問題ではなく、人間ならば誰でも起きることだと、共通の課題としてとらえることが大切ですね。
そうすることで、相手や自分へのいらだちや悲しさが和らぎます。
そして、観点が生まれる仕組みをわかって、観点をall zero化することができるようになると、観点を愛しく、生かしあうことができるようになります。
その仕組み、技術をお伝えしているのがnTech、令和哲学です。
とにもかくにも何よりもまずは観点の問題を理解、実感するのが本当に大事ですね。
お話を上げてくれた会社では、この意見の相違についてみんなでディスカッションしたそうです。
そうやって話せる関係性であることが本当に素晴らしいですね。
話さないまま「察してよ」とか「相手が悪い」とかって終わらせるところもたくさんありますものね。。。
何でも話せる関係性、それが組織をつくる上では大切だと改めて感じました。
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