約束のネバーランドのメッセージ~飼育された日本からの脱却~

約束のネバーランドのメッセージ~飼育された日本からの脱却~

こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。

今日は「約束のネバーランド」を観てきました!
あなたは観ました?
せっかくなので感想をつづろうと思います。
ネタばれご容赦を。

飼育されている子どもたち

血はつながっていないけれど、幸せな家族。
優しいママ。
優秀な子どもたち。

完璧な環境のようでいて、実は鬼たちに食べさせるための人間養殖所。

「飼育されている」というのは、まるで今の日本を現わしているようです。

アメリカに飼育されている日本。
考える力をなくし、アメリカの設計図の上に75年間乗っている日本。

そしてさらに目線を引くと、西洋を中心に進んできた文化文明の中に飼育されている。

西洋の根本は科学技術であり、それは脳を基準にした生き方です。

700万年間、人間は心が脳に負けており、脳の機械的条件反射の中で生きてきました。

その状態を象徴するメッセージのように感じられます。

子どもたちを愛するママ

ママは心から子どもたちを愛していました。
自らの手で出荷するのに。

それってどんな心境なんでしょう。

最後にエマが、
「ママも世界を変えたいって思っている」
「私たちが大人になった姿を見たい」

これってママの本心を言い当てていたんじゃないでしょうか。
グレイス・フィールドを飛び出せる子どもたちを、奇跡を見たいって。
そして愛する子どもたちの未来を見たいって。

それができる子たちが生まれるまで愛し育て、出荷し続ける。
ママの深い深い覚悟と涙を感じました。

エマの諦めない意志

主人公のエマはやっぱり大きいですね。

皆を助けたい、
絶対にあきらめない。

この精神ってすっごく大事。
このエマの揺るがない意志に、ノーマンもレイも動かされていきました。

個人的には純粋すぎるキャラってあんまり好きじゃないんですけど(笑)
ひねくれ者ですみません(笑)

でもエマみたいな人が、危機の時には大事だし、人の心の結集を起こすにも必要だし、大きなことを成しえていくと思います。

ノーマンの知略

とはいえ、エマの意志だけではどうにもなりませんよね。
やっぱり重要なのはノーマンの知略!

もうお見事~としか言いようがない先読みっぷり!

そう、私のお気に入りキャラです(笑)

相手の心を読み、場を読み、先手を打つ、
状況設定ができる。
だから状況統制できる。
そういう人は現実へと具現化していくことができます。

意志だけでなく、緻密さ、戦略も必要なのだということを実感させられます。

さて、語れば色々あるのですが、この辺で。
ぜひ見ていたらシェアしたいですね。

~心が脳に勝利する時代を令和日本から切り拓く~