「鬼滅の刃」観に行ってきました!〜明治の精神の呼び声〜

「鬼滅の刃」観に行ってきました!〜明治の精神の呼び声〜

こんにちは。
0=∞=1 でポストコロナ時代の美しい組織づくりを実践する小水です。
ご訪問ありがとうございます。

やっと観てきましたー!

「鬼滅の刃」

泣けました。。。

エンディングが流れる時には、ハンカチ握りしめてズビズビ。
ああ、このままあと15分くらいは浸らせて。。。
と思いつつ、容赦なく館内の明かりがつき終了。

でも実は、最初は「ふーん」というくらいの態度だったんですけどw
そこから後半がやばかったですねー。。。

令和哲学での解析をパクりながら、私自身が解析したことを書きますね。

夢の中=脳のウイルスにやられている

鬼が見せる夢がこのストーリーの重要な1つ。

夢の中
=脳のウイルスにやられている状態
=マトリックスの中
=錯覚の中

だと言えます。
映画「マトリックス」をイメージしてもらったらわかりやすいですね。

私たち人間は、脳のウイルスに支配されて、その中で機械的条件反射を繰り返して生きています。
よくよく見れば、自分の思考のパターンって決まっています。
あとは、カルマも機械的条件反射のことですね。

同じことをずーっと繰り返して、そこから自由になれない。
それが人間の現在地であり、誰も逃れえない課題。
夢はそのことを示唆しているようでした。

夢から覚める

そんな夢から覚めないとー!

でも、難しい。
鬼がうまいこと良い夢を見せるんですよね。
人間は甘美な夢を見たいもの。
自分の都合の良い現実が拡がってほしいですから。
まあ、悪い夢を見させられても逃れられないのは変わりないのですが。

どちらにしろ夢に騙されない炭治郎!

炭治郎は夢から目覚めるために自ら首を切ります。
すごい精神力ですよね!
夢の中だとわかっていても、そうそう簡単にできるものではないです。
しかも何度も。
日本の切腹の精神もこういうのだったのだろうかと思いました。

煉獄杏寿郎の明治の精神

そして、煉獄杏寿郎の戦い方。
もうここが一番やばかったです。

煉獄さんには明治の精神を感じました。

責務を全うする姿勢。
鬼にならないかという誘惑に1ミリも揺らがない不屈の意志。
残る後輩たちを思う心。
肉を切らせて骨を立とうする勝負精神。

明治の精神を持った日本人の戦い方はまさしくあんなだったのではなかっただろうかと彷彿とさせられます。

「心を燃やせ!」

特に彼のこのメッセージが胸にめちゃ響きました!

日本は戦後、いろんな悔しさや悲しさを全部飲み込んで75年間沈黙を守ってきました。
そして、熱くなるなり方を忘れてしまったように思います。
それに、かつて熱くなって1億人が一致団結して戦った結果が、原爆であり、東京裁判でしたし。
さらにバブル崩壊まで受けています。
だから、
「熱くなったら馬鹿をみる!」
「二度と熱くなるもんか!」
という思いが無意識深くあるのではないでしょうか。

さらに今、意識と知能が分離するAI時代に、人の心はどんどん小さくなって生きる意味価値も失っていっています。
「自分なんかが」って思っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そんな小さい日本は終わり!
心を燃やして大爆発しろー!っていう明治の、時代の、文明のメッセージのような気がしてなりません。

夢の中から覚めて、脳のウイルスの支配を終わりにさせて、心が躍動する時代を切り開いてほしい。
本当の意味で、愛や幸せに満ちた社会を作って欲しい。
人間の無限の可能性を発揮させて欲しい。

その道のりには、辛さや悔しさもたくさんあるかもしれない。けれどそんな自分も堂々と誇りに思って、より心を燃やして突き進めと。

私にはそんな風に聞こえました。
私がそうありたいと思うからそう聞こえたのかもしれませんね。

あー、もう一度見たい!
ちなみに令和哲学カフェでNoh先生は「鬼滅の刃」を「歴代最高の学習教材」だって言ってました。
びっくりw

今、令和哲学カフェで「鬼滅の刃」シリーズ中です。
18日までやっているのでぜひ見てみてください。

心を燃やすぞー!

〜心が脳に勝利する時代を令和日本から切り拓く〜