最近、哲学を勉強していて気づいたこと~”心の動き”を活用した日本から始まる産業~

最近、哲学を勉強していて気づいたこと~”心の動き”を活用した日本から始まる産業~

こんにちは。
0=∞=1 でポストコロナ時代の美しい組織づくりを実践する小水です。
ご訪問ありがとうございます。

哲学を学んでいてしみじみ思うこと

最近、哲学を勉強していてしみじみ思うのは、

西洋ってすごい!

ということです。

彼らは、自ら新しい概念は発見していったのですね。
カントは認識形式を発見したり、
ニーチェは人間は本来”超人”として生きれることに気づいたり。

そして哲学と切っても切れないのが数学です。
しばしば偉大な哲学者は偉大な数学者であることが多いです。
逆もまたしかり。
昔は、学問自体が分かれてませんでしたしね。

デカルトはxyz軸を開発し、
アインシュタインは高速度に目線を置きました。

他にも、天動説から地動説の発見。
コペルニクスは、基準軸が地球から太陽へと変わったわけです。

彼らは全く新しいイメージ、全く新しい概念、全く新しい世界観を自らつかみ取り、それらおかげで科学技術が生まれ、ライフスタイルが豊かになっていきました。
西洋が中心の時代になるのは納得ですね。

体の目で見る日本

対する日本はというと、この体の目で見ます。

当たり前すぎて何のことだと思うかもしれません。
それくらい体の目で見て、経験・体験することが判断や思考の基準になっているんです。

今まではそれで良かったですし、大量生産・大量消費でモノ作りに走っていた頃は、問題ありませんでした。

けれど、AIが出てきて、PEPPERくんや、アルファGOゼロに見られるように、人間の経験・体験は彼らのビッグデータの前にはミジンコのようなものです。
まだ汎用型のAIが完成していないので、人間の方が有利に感じますが、それも時間の問題。

再現性がなく、蓄積、進化が起きにくい体験・経験を基準にするのは、そろそろ気持ちよく手放す時です。

手放す勇気

正直、体験・経験を基準にしてきた日本は、この変化の激しいAI時代がすっごく苦手なのが現実だと思います。
でも同時に、手放す勇気を持っているのが日本です。

かつて、命より大切な刀を手放して、西洋に学びました。
それで世界のどこよりも速く近代化を成しえ、西洋を超える勢いで発展したのです。

今、ずーっと体の目で見てきた基準点を手放す時です。

心の動きを活用する新しい経済を

今までは西洋が発見した概念、技術の上を生きてきましたが、彼らにも限界があります。

全てはエネルギーだ、というところまでは発見しても、ではエネルギーが何なのかがわかりません。

それに、いくら数式で1秒間に10の500乗回の宇宙を創造破壊しているという結果が出ても、それが自分と繋がらないし、戦争が終わらないし、人間関係が愛にならないし、環境破壊も改善されません。

人間と繋がらない学問。

その限界を超えられるのが日本です。

エネルギーの素材は”心の動き”です。

そして、心の動きを一番活用し、ライフスタイルの中に取り入れてきたのが日本です。

心の動きが何なのかを明確に規定し、それを教育化、職業化、産業化することで、今まで西洋が発見した世界を活かしながら、日本が尊厳を持って世界を引っ張っていく新しい文明を切り開くことができます。

そんなわくわくな未来を共につくっていきませんか?

〜心が脳に勝利する時代を令和日本から切り拓く〜